2009年1月13日火曜日

オヤジの女房はオレの女 32

コロナ犬舎

響子はオレの手を操り、
「こうよ、こうするよ」
と、オレに教えた。オレの指先が、アソコにある小さな出っ張りに触れると、
「ああ~っ」
という喘ぎ声とともに、響子が仰け反った。
「フゥ~~、優しくするのよ。乱暴にしちゃダメよ。そうよ、そう。そっと軽く触るようにするの。いいわ、いいわぁ、ああ~~、リョウちゃん、いいわよぉ。・・ハァ~、ハァ~、リョウちゃん、ちょっと待ってね」
響子はオレの手を除けて、上半身を起こした。オレを見てニコリと微笑むと、オレが引きちぎったパジャマとブラジャーを脱ぎ捨てて、次いで片手でカラダを支えながら、腰を少しだけ浮かしてパジャマの下も脱いだ。響子のカラダに身に着けているものは、パンティだけになっていた。
「リョウちゃん、あたしのハダカ、見たかったんでしょう。お風呂、覗いてたわね。いいよ、見せてあげるわ」
と言いうと、響子は布団に横たわった。オレは、それもバレてたのかと思いつつ、
「いいの」
と聞いた。
「・・うん、お父さんには内緒よ」
「わかってる」
 オレは、響子のパンティに手をかけた。そしてそれを脱がしにかかると、仰向けになった響子の腰が少し持ち上がった。      
 オレはドキドキしながら、不器用な手つきで、響子のパンティを下ろしにかかった。少し下ろすと、陰毛が目に入った。太ももを過ぎ、膝を通り越し、ついに下まで下ろし、そしてオレは、響子のカラダからパンティを取り除いた。オレと同じ素っ裸の響子がそこにいる。オレは一瞬、クラクラして、夢でも見ているんじゃないかと、わが目を疑った。
 ところが夢でもなく、妄想なんかではさらになく、現実に、オレのすぐそばに、これまで何度も頭の中で描いていた、響子の白い、キレイなハダカがあった。
オレの目の前に横たわっているのは、紛れもなく着る物を何も身に着けていないハダカの響子だった。オレは熱を持って、顔がカッカと火照った。心臓のドキドキが、たしかに自分で聞こえた。オレは、白く輝く響子のハダカに、じっと見入っていた。そして、
「キレイだ」
と、小さな声でつぶやいた。
オレは響子の膝に手をかけて、左右に足を開いた。響子の手がアソコを隠していたが、オレはそっと、その手を除けた。薄暗がりの中、響子のアソコがマジマジと見て取れた。実際の実物を見るのはこれが初めてで、オレは、熱を持ったオレの顔から、火が吹き出るような気がした。
響子のような美人で、どう見ても清楚で品がよくて、しかも利口そうなオンナでも、やっぱり女のアレがあることに、何か不思議な感じがした。
ふと、オレは響子の顔へと目をやった。さぞかし恥ずかしがって、また泣き出しやしないかと思っていると、なんとその顔は、紅潮して目がキラキラと輝き、まるで笑っているようにも見えた。それは色っぽくて、艶かしいオンナの顔だった。ここにいるのは、つまり普段の響子じゃなくて、要するに、一人のオンナがいるとオレは思った。

つづく

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