2009年1月16日金曜日

オヤジの女房はオレの女 35

SRS私設私書箱センター(電話)

 オレは激しく響子のカラダを求めた。響子のカラダのあちこちに愛撫を繰り返し、そして、挿入したオレのモノは、強く激しく、執拗に響子の華奢なカラダを貫いた。響子は何度も、リョウちゃん、リョウちゃんとオレの名前を呼んだ。オレと響子は、お互いのカラダを求め、お互いのカラダを感じ合った。
 オレを突き動かす激しい欲求とともに、オレは頂点に達した。すると、歓喜と喜悦の幸福の中、オレのアソコからドロリとしたものが流れ出し、それが響子のカラダに注がれていくのがわかった。
オレは響子の上に重なり、響子のカラダを抱擁したままじっとしていた。オレが顔を動かし響子を見ると、響子も潤んだ瞳でオレを見つめていた。
「愛してるわ・・」
と、響子がオレに言った。
「オレも・・」
「本当?あたし、あなたより五つも年上よ」
「関係ないよ。それにオレ、響子がいないとダメだ」
「嬉しい、リョウちゃん」
「ホントだよ。響子がいないと、オレ、一人ぼっちになっちまう。そんなのやだっ」
 響子は澄んだ大きな目で、じっとオレを見つめた。そして、
「大丈夫よ、あたしがリョウちゃんを、一人ぼっちになんかさせるもんですか」
と、言った。
 響子の唇がオレの唇に重なった。響子の舌がオレの舌を求めた。オレと響子は、ごく自然に一つになっていた。
 しばらくすると響子が、
「・・ごめんね」
と言ってオレをどかした。布団から起き上がった響子は、ガウンでカラダを覆うと、また、部屋から出て行った。すると、風呂場からシャワーの音が聞こえてきた。
 今度は寝ずに待った。しばらくして戻った響子を見ても、別に髪が濡れているわけでもないし、もちろんカラダが濡れているわけでもない。だいいちシャワーを使った後のサッパリ感がまるでない。
「シャワーの音がしたけど・・」
「うん、使ったわよ」
と、響子が言う。
「・・・?」
「・・ヘヘェ、いいの。・・そんなこと」
と言うと、響子が上から飛び掛るようにオレに覆いかぶさり、両腕でオレの頭を抱きしめながらキスをしてきた。
 オレ達は、またまた求め合った。それも、オトコとオンナが激しく強く、相手のカラダ
を求め、心を求め、また自らもすべてを相手に捧げるかのように、互いに壊れんばかりに抱きしめあった。それはまるで、二人の男女が一つに溶け込むかのような、陶酔の瞬間でもあった。
 最初はオレの強姦から始まったことではあるけども、響子はオレにオンナとセックスを教えた。しかし、それはオレがこれまで空想したものとでも、妄想したものとでも、まったく違っていた。オレにとってそれは、オレが頭に描いていたものとは打って変わって、素晴らしく崇高なものに思えたのだ。
 オレが布団から出たのは、すでに昼に近かった。キッチンの方で何やらやっている音が聞こえる。なるほど、響子はすでに布団にはいなかった。

つづく

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