2008年8月13日水曜日

お葬式のいろいろ

昨今、お葬式にもさまざまな形が現れてきたようです。


けっして、従来の形式にとらわれずに、まったく新しい独創性に富んだものとして、音楽葬、友人葬、果ては宇宙葬なんてのもありますね。


本来仏教では、お葬式の形式なんて、一切、問わなかったのだそうです。というのも、仏教の開祖であるはずのお釈迦様ご自身が、そんなヒマがあったら、もっと修行に専念しなさいと言って、ご自分の葬儀ですら出さんでよいとお弟子さんに遺言したそうです。


死期の近づいたお釈迦様。それを見てお弟子さんたちが、”お釈迦様のお亡くなりになった時には、いかがすればよろしいでしょうか?” と聞いた。
すると、お釈迦様は、こう答えたそうです。
”死はだれにでも、訪れる。悲しむものではない。私が死んだからといって、特別、なにをしなくてはならないということはない。あなたたちは、あなたたちの修行に、ただ専念しなさい”


ただ、お弟子さんたちがお釈迦様を偲んで、ガンジスの畔で遺体を火葬し、川に灰を流しました。それが、今日に伝わる葬儀の始まりであるといった説もありますね。ですので、お葬式の形式なんて、本来まったく無かったのです。
今日的な形式が出来たのは、お釈迦様が亡くなって、ずっとずっと後になって、”誰かがかってに作ったもの”であるそうですね。


ですので、今日ある葬儀のさまざまな形は、それ自体、まさにお釈迦様のお葬式の流れをくんでいるもの、と云っていいのではないでしょうか。


       (00)V iwa


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