2008年12月8日月曜日

オヤジの女房はオレの女 10



オレは、この品のいい、笑顔のキレイな響子がたまらなく好きだ。好きで、好きでどうしょうもないくらい好きだ。オレは響子をオンナとして愛している。だからこそ、逆にオレは、響子をメチャクチャにしてやりたい衝動を覚えるのだ。
オレは響子のパジャマを見ていた。このパジャマは、以前オレが響子に、“この花柄のやつが一番カワイイよ”って、云ってやったやつだった。でも、オレがこのパジャマを気に入った理由は、もっと別のところにあった。胸元が他のパジャマより少し多めに開いていて、わずかにだが響子のオッパイの膨らみを覗くことができるのだ。それが、オレがこのパジャマを気に入った一番の理由だった。
「リョウちゃん、今度のお休みの日、お買い物に付き合ってくれない。どうせヒマでしょう」
「えっ、まあ、ヒマといえばヒマだけど。買い物って、何買うの?」
「えぇ~~とねぇ、まずはリョウちゃんのパジャマかな」
「ええっ、オレは、これでいいよ」

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「だめよ、だってもうあちこち擦り切れてるじゃない。あなたのママとしては、放っておけないわ」
「金のムダ」
「いいじゃない、それくらい。若いくせにけち臭いこと言わないの」
「それだけじゃないんでしょう」
「そうねぇ、ちょっとした食料品と、後は細々とね」
「それだけ?」
「うぅ~~ん。後は、何か美味しいものでも食べましょうか」
「オレ、つき合う・・」
「まあ、ゲンキンな人ね」
と云って、響子が手を口に当ててクスクス笑った。
 オレは次の休日、つまり今度の土曜が待ち遠しくて仕方なかった。でも土曜までには、今日が水曜だからまだ三日も先である。
 木曜と金曜と、行きたくもない会社へと行かねばならない。
会社でのオレの仕事っぷりは、決して人様から褒められたものじゃなかった。
営業職なのだが、オレの成績はいつも下の方だった。それだけじゃなかった。しょっちゅうヘマをしたりドジを踏んだりと、失敗ばかりを繰り返していた。
いつも上司に怒られてばかりいた。社内での上司の怒鳴り声は、その大方がオレに対するものだった。だから、正直いって会社に行くのが、いつも苦痛で仕方なかった。
そんなオレだから、社内でオレなどまともに相手にする者など誰もいなかった。例えば昼食の時、同期や後輩の奴らは、女の子なども交えて皆でワイワイとやっている。だが、オレはといえば食堂の端っこのテーブルで、いつもポツンと一人で食べるしかなかった。

 つづく



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