2008年12月25日木曜日

オヤジの女房はオレの女 23

バイアグラ・レビトラ・シリアス

 オレは響子の手を握っていた。それは、これまで何度も空想し、妄想してきたことだったが、オレはついにやってしまったのだ。
オレは、左手をズボンのポケットに入れた。そして座席を座り直すふりをしながら、すでに少々硬くなっていたオレのモノを上へと向けた。
 握った手が段々汗ばんできて、ネトネトしてきた。オレは響子の手を、少しずつオレの股間へと持って行った。響子がチラリとオレを見た。そして、わずかにカラダを反らしながらオレを見て、自分の手を戻そうとして引張った。でもオレはそれを無視して、響子の手をギュッと握り直した。
「離して」
と、響子がオレの耳元でささやいた。
 響子が怒った顔をしている。オレはそれに構わず、服の下でビンビンに硬くなったオレのモノに、響子の手の甲を擦りつけていた。
響子がびっくりした顔をして、
「やめなさい」
と、小声でオレを叱った。そしてもう一度、自分の手をオレから引き抜こうとした。
それでもオレはやめなかった。肘で響子の腕を押さえこみ、カラダごと引き寄せ、響子の左手を掴んだまま、さらにオレの硬いモノへとグイグイ押しつけていた。

バイアグラ・レビトラ・シリアス

 響子はあわてた。脱いでいた自分の上着でオレの股間を覆い、それを隠した。そして、オレを睨みつけた。
 オレは、空いている方の手で、他から完璧に見えないように、その上着を掛け直した。
 その上着の下では、オレの手が響子の手を掴んでいた。オレは掴んでいる響子の掌を手の甲にひっくり返した。そして、その手にオレの掌を被せると、響子の手に、硬くなったオレのモノを力任せにギュッと握らせた。
 響子は真っ赤になりながら、今にも泣きそうな顔を小さく横に振り、声に出さず口だけで、ヤメテッとオレに言っていた。
 オレは映画の上映中、すなわち館内が薄暗い間中、響子の手を拘束していた。そして、オレのモノを握らせ、弄らせていた。
 オレの右手が響子の手の甲に重なり、その響子の掌にはオレのモノが握られていた。そのままオレが右手を上下に動かす。と同時に響子の手がオレのモノを握ったまま上下に動いた。
 響子はあきらめたようにうつむき、目を閉じていた。時折、潤んだ目をオレにむけて、
「ヤメテェ」
と、声にならないような小声でつぶやくのだった。 
 響子の息遣いが荒くなってきた。鼻から出入りする息の量が増え、次いで、口からハーハーと小さく息の漏れる音がしてきた。 
 その息遣いにオレは興奮した。そしてさらに、響子の手をオレのモノへと押しつけ、執拗に握らせ、そのまま上下に動かしていた。その間響子は、オレの肩に顔を隠すようにしながら、じっと目を閉じてうつむいていた。
 オレは掴んでいる手を右手から左手へと持ち替えた。空いた右手を回して、響子の肩をガッシリと抱き寄せていた。そして、映画の上映中ずっと、響子のカラダの一部を弄んでいたのだった。

つづく


バイアグラ・レビトラ・シリアス

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