2008年12月12日金曜日

オヤジの女房はオレの女 14

ラブアゲイン

 一人が響子の中で果てると、次に大きな体格をした男が入れ替わり、響子のカラダに乗っていった。その大男は響子の首筋に顔を埋めると、舌を使って舐めだした。響子が嫌がると、男は響子の髪を右手でガッシリと掴み抑えた。そして男の唇が、響子の唇を求め重ねようとした。
「いやぁ~~」
 と、響子が顔を背ける。しかし髪を掴んだその男は、すぐに響子の顔をもとに戻し、強引に自分の唇を重ねていった。
「おい、口は、あれ、くわえてるぞ」
「ばーか、オレのだよ。汚くねぇ」
と云うと、男は空いた手を響子のアゴへと押し当て、その口を開かせようとしていた。
「おい、舌、絡ませろ」
「いやぁ、だれが、あんたなんか・・」
 顔を背け、目に涙を浮かべた響子は、咽の奥から絞りだすような声で云った。
すると男は、その大きな上体を起こし、改めて響子のカラダに馬乗りになった。そして、すでに解放されていた響子の両手を自分の両方の足で押さえ込みながら、
「舌、絡ませろ」
と云って、続けざまに何発も、響子の頬に往復ビンタをくらわせていった。
「なめてんじゃねえぞ」
と言うと、さらにまた、響子の髪を掴みながらビターンと大きな音が立つほど、男は響子に平手打ちをした。
「もう、やめてぇ~~」
と、怯え切った響子の涙声が、哀願するように訴えた。

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 男はニタリと笑ってから、再び響子の唇に自分の唇を重ねていった。
 響子の舌が男の舌と絡み合う。
「もっと出せよ。お前、ひっぱだくぞ」
 男の声音に押し出されるように、さらに響子の口から舌が出てきて、それが男の舌と絡み合っていった。
「おい、見ろよ、もろに絡んでるぞ」
と、一人の男が身を屈ませながら、もう一人の男に云った。
「すげぇ~、俺にもやらせろよ」
「へへっ、待ってろよ。俺がベチョンベチョンにしといてやるからよ」
そう云うとその男は、顔を向き直し、
「おい、ベロ引っ込めてんじゃねえよ」
と、今度は響子に向かって怒鳴った。
「もう、かんべんしてください~・・」
 涙でうわずった響子の声がする。するとその男は、再び左手でいきなり響子の髪を掴んだ。そして、また上体を起こし、響子の顔に二発三発と平手打ちをくらわせていた。
 それから髪の毛を掴んだまま、響子の頭を畳に押し付け、乱暴に唇を吸っていった。
「ほら、もっと出せ」
男が響子に命じた。すると、響子は精一杯に自分の舌を口から出して、男の舌をしゃぶり、そして絡ませるのだった。響子と男の口からヨダレが垂れてきて、それが響子の叩かれた頬を伝わって流れ落ちていった。 
暴力によって命じられた響子の舌が、いつまでも大柄の男の舌と絡み合っていた。

    つづく


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