2008年12月29日月曜日

オヤジの女房はオレの女 26

 その夜、オレは今日一日に起こったことを二階の自分の部屋で振り返っていた。
 映画館で響子の手を握ったこと、響子の肩を無理矢理だけど抱いたこと。その手の感触やカラダの柔らかさが、欲情を起こさせるものとして、しっかりとオレの中に留まっている。

ふと、オレは、盗み出した響子のパンティやブラを取り出した。響子の肩を抱いた自分の姿を思い起こしたら、今までに無いような興奮がオレのカラダに走った。
そして、例によって響子の裸を思い浮かべた。頭の中でその裸を、オレのオモチャにしながらオナニーをしようと思ったのだ。

が、ふと思い起こし、やめてベッドに潜り込んだ。
一眠りして部屋の明かりを付け、時計を見ると、すでに夜中の三時を廻ったところだった。あたりはシンと静まり返り、物音一つ聞こえない。

響子は、もうとっくに寝ているだろう。そう思うと、なぜか落ち着かない。何かがオレの中で突き上げてくる。それがこんな時間だってのにオレから眠気を奪っていた。オレは呼吸を整えた。自分の吸う息吐く息の音まではっきりと聞こえる。顔が火照って頭までクラクラする。心臓のドキドキまで、聞こえてくるような気がした。

 オレは押入れの中から、これまで買い揃えたアダルトグッズを入れた段ボール箱を引きずり出した。その箱からまずバイブを二本、ローブ、手錠、口枷、それに貞操帯などを取り出してバッグに入れた。

 次いで、オレは着ている服を下着まで全部脱いで、ベッドに放り投げた。パンツぐらいは穿いたままとも思ったが、これからやろうとすることを考えると、邪魔なだけだと思ってやっぱり脱いだ。とうとうオレは素っ裸になった。

 そそり立つ自分の一物をギュと握って、めいっぱい剥いてみた。まるで何かの病気で熱を持った時のように頭がクラクラし、顔が火照っていた。
しかし、オレは同時に、それがまるでいままでずっと待ちつづけていて、ようやくそのなにか大切なものが自分の手に入る時のように、希望と喜びと、さらにそれに加えて淫靡な快感に酔いしれている自分を意識した。


 オレは素っ裸のまま、二階の自分の部屋を出た。二三歩ほど行くと下へ降りる階段がある。オレはその階段を音を立てないように、静かに、そっと下りた。下りた正面には短い廊下が横たわって、左は玄関、右はキッチンとリビングになる。オレは廊下を右に曲がった。廊下を行くと、左側にキッチンとリビングになる。その反対側、廊下を隔てた部屋には、響子が寝ている。

 オレは響子の部屋の前まできた。そして、部屋の引き戸に手を掛けると、そっと右に引いて戸を開けた。
 カラダ一つがやっと通れるくらいに、戸を開けると、オレはそっと響子の部屋に入っていった。部屋は蛍光灯を消した後に残る小さな電球で、薄っすらとだがよく見渡せた。
 畳の部屋に布団が延べてあって、そこには響子が寝ていた。

つづく


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